導入事例

【スマートSDSメイク導入事例】輸入品のSDS作成はリスクアセスメント情報提供の「第一歩」であり「センターピン」。(交洋貿易株式会社様)

更新:2026.08.31スマートSDSメディア編集部

【スマートSDSメイク導入事例】輸入品のSDS作成はリスクアセスメント情報提供の「第一歩」であり「センターピン」。(交洋貿易株式会社様)の記事本文サムネイル

交洋貿易が目指す、正確性とスピードを両立した管理体制の強化



作成期間の大幅短縮と全社での一元管理を実現。コンプライアンスのさらなる強化と営業の法令理解が生む顧客の信頼


交洋貿易株式会社
西森様 (取締役 ケミカル部門統括), 谷様(部長 ファインケミカル部)

化学原料とエレクトロニクス関連資材を扱う専門商社である交洋貿易株式会社。同社では、海外メーカーからの→輸入品ビジネスが増加しております。

そうした中、輸入品に不可欠なSDS(安全データシート)の取り扱いにおいて、作成費用や発行スピードの最適化に加え、全社的に一貫した情報共有・一元管理を行える仕組みづくりが求められていました。また、化学物質管理に関する近年の法改正へより柔軟に対応する体制の強化も重要なテーマでした。

そこで導入したのが、クラウド型SDS作成ツール「スマートSDSメイク」です。

導入の背景や選定理由、作成費用や期間の短縮効果、そして自社作成を通じた社員の法令理解向上とコンプライアンス体制のさらなる強化について、取締役の西森様と部長の谷様に伺いました。


取り組みのテーマ

  • 輸入品SDSの作成・管理において、さらなる品質の均一化と社内一元化が求められていた
  • 外部委託による作成コストと、納品までに約1週間を要するリードタイムが課題となっていた
  • サンプル品提供時における日本語SDSの作成・提供体制をより円滑にする必要があった

選定理由

  • 海外サプライヤーのSDS原文の内容や意図に即した形で日本語SDSが作成できる点
  • 国内法規制データベースとの柔軟な照合により、顧客へ説明しやすい整合性を確保できる点
  • 定額制によるコストパフォーマンスと、内製化に向けた操作の分かりやすさ

効果

  • 作成リードタイムが約1週間から即日〜短時間に短縮され、外部委託費用も抑制
  • サンプル品提供時にもよりピーディーに日本語SDSを用意できる体制が整った
  • 社内でSDS管理状況の「社内見える化」が進むとともに、SDS作成に関わるメンバーが増え、法令理解や品質管理意識が向上

化学品・電子材料のグローバル展開を推進する専門商社

ーはじめに、交洋貿易の事業内容について教えてください。

西森様:
当社は、塗料や接着剤、合成樹脂といった石油化学製品全般に加え、電子材料に関連する製品やその原料を幅広く取り扱う専門商社です。大阪本社のほか、東京、名古屋に拠点を構え、海外では中国(上海・香港・広州)、台湾、タイ、シンガポールなどに拠点を展開し、東南アジアやグローバル市場への展開を強化しています。

ー輸入品の取り扱いにおけるSDS(安全データシート)の位置づけについて教えてください。

西森様:
国内製品の場合、国内メーカー様が作成されたSDSを取り継いでお客様へお渡しすることが一般的です。しかし、海外から原材料を輸入する場合、輸入商社である私たちが日本国内におけるリスクアセスメント情報提供の責任主体となります。

化学品を安全に取り扱っていただくための情報が詰まったSDSを適切に作成し提供することは、輸入商社にとってリスクアセスメント情報提供の第一歩であり、「センターピン」だと捉えています。


リスクアセスメント情報提供の「第一歩」となる輸入品SDS。管理体制を整え、更なるコンプライアンス強化へ

ー「スマートSDSメイク」の検討を始められた背景には、どのような課題があったのでしょうか。

西森様:
現在、当社では輸入ビジネスの拡大とともに取り扱う商品数が増えています。関わる人員も広がっていく中で、全社一元管理での更新並びに顧客配信の効率化の必要性を感じていました。

また、近年は化学物質に関する法律の改正も活発になっており、コンプライアンス遵守の観点からも、ばらつきが生じやすい輸入品SDSの品質を整え、法改正にも漏れのない体制づくりを推進することが急務でした。

ー従来の作成業務では、どのような点に改善の余地があったのでしょうか。

谷様:
以前は必要に応じて外部の専門業者にSDSの作成を委託することが多かったのですが、依頼から納品までに1週間ほどかかっていました。また、作成件数に応じて費用が発生するため、コスト面やスピード面でのバランスを改善したいと考えていました。

西森様:
間違った情報をお客様にお渡しする可能性を徹底的に排除するためにも、管理状況を社内で見える化し、確実なチェックを経てお渡しできる体制を整えたいと考えたのが、ツール導入と内製化を目指した大きなきっかけです。

決め手は「海外サプライヤーの原文SDSに即した内容を再現できること」

ーさまざまなサービスがある中で、「スマートSDSメイク」を選ばれた決め手は何だったのでしょうか。

谷様:
一番評価したのは、サプライヤーから入手したSDS原文に即した内容がしっかりと反映される点です他社サービスの中には、日本の国内データベース情報を優先して自動書き換えが行われ、海外サプライヤーの原文の記載内容とニュアンスや認識が変わってしまうケースがありました。

「スマートSDSメイク」は、海外サプライヤーの原文情報を大切に活かしながら作成できるため、当社が求める条件に非常に適していました。


ー原文の内容が反映されることは、どのようなメリットにつながるのでしょうか

谷様:
海外メーカーの意図する内容が正確に反映されていれば、導入後にお客様から細かな仕様や安全管理について質問を受けた際にも、原文SDSの意図をそのままスムーズに説明できます。輸入代理店としての信頼性を維持するうえで、この「原文との一貫性」は非常に重要なポイントでした。

西森様:
もちろん、利用頻度に対するコストの妥当性についても事前にしっかり試算を行いました。一定の件数以上を作成するのであれば内製化したほうが、費用対効果が非常に高いと確認できたことも、導入を後押ししました。

作成リードタイムの大幅短縮とコスト削減。サンプルSDSの円滑な提供も可能に

ー導入後、業務スピードやコスト面にはどのような変化がありましたか。

西森様:
外部委託していた頃は1週間ほどかかっていた作成期間が、自社内で短時間に作成できるようになり、スピード感は格段に上がりました。定額で利用できるため、外部委託費用も抑えられています。

さらに副次的な大きなメリットとして感じているのが、サンプル品に対するSDS提供の円滑化です。

ー導入後、業務スピードやコスト面にはどのような変化がありましたか。

西森様:
新規検討の段階でお客様からサンプルを求められる際、当然安全上の観点からSDSが必要になります。「スマートSDSメイク」を導入したことで、サンプル提供時、よりスピーディーに適切な日本語SDSを用意できるようになり、お客様への迅速な提案活動を後押ししてくれています。

ー自社での作成に取り組む中で、組織や社員の皆様の意識に変化はありましたか。

西森様:
社内でSDS作成に携わる社員が増えたことで、SDSや化学物質管理に対する社内全体の意識がさらに高まりました。

営業担当者にとって、担当商品の性能や用途を理解することは当然ですが、関係する法規制や安全情報を正しく理解することも、商品理解と同じくらい重要なことです。

SDSの構造や法規制情報を確認しながら作成するプロセス自体が、社内における質の高い教育機会になっています。専門業者へ完全に任せていた頃に比べて、商品に対する深い知識とコンプライアンス意識が自然と育まれてきていると感じます。

管理状況の「社内見える化」を推進し、より確かな信頼を届ける存在へ

ー今後の活用方針や、SDS管理体制における展望について教えてください。

谷様:
クラウド上で誰でも管理状況を確認できる環境を活かし、さらなる運用ルールの標準化や社内見える化を推し進めていきたいと考えています。よりスムーズに、精度の高いSDSが作成できるよう、社内の作成体制を一段と整えていく予定です。

西森様:
今後、輸入商品のラインナップが増えていく中で、法令遵守とSDS管理の徹底は当社の成長を支える土台となります。

「スマートSDSメイク」を活用して、法改正にも漏れのない確固たる体制を築き、正確な情報をスピーディーにお届けする。こうした地道な品質管理の積み重ねによって、お客様から「交洋貿易なら安心して取引できる」と評価していただけるよう、全社一丸となってSDS管理体制の更なる強化に取り組んでまいります。


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